貴方は願い事をしたことがありますか?
願い事って私にはよくわからないものでした。
○○したい!
○○になりたい!
そんな希望に満ちた言葉は私の中にいつも思い浮かばなかったのです。
願い事なんてそもそもあったのかも、いつのまにか忘れてしまっていました。
願い事なんて、考えたことあったけ?
過去を振りかえってみても、願い事を考えたことがなかったかもしれないとある時気づきます。
幼少期の家族からは将来の夢を口にすれば、お前には無理だからという言葉がかえってくることも多く、明るい未来を描くほどに心が傷ついていきました。
そんなこともあり、私は願い事をするのをいつのまにかやめていました。
元旦にみんなが初詣で今年をどんな年にしようか祈っていても、七夕に短冊にたくさんのお願いことが書かれているのを見ても私には関係のないことだなと眺めていました。
なんだか明るい願い事でないと、書いてはいけないような気もしていました。
願い事はポジティブじゃなくていい
とはいえ、なにも望んでいなかったわけじゃないんです。
私が普段思っていたことは、こんなことでした。
”苦しい気持ちから逃れたい”
”早く家を離れたい”
”自分を押さえつけられて生きていくのはもう嫌だ”
”もうこれ以上傷つきたくない”
”誰でもいいから、この家族とのストレスから助けてほしい”
”本当に私を見てほしい”
こんなことが私が心から望んでいたことでした。
苦しみから逃れたいという願いだったんだと思います。
ただ、これらの”願い”は、時間はかかりましたがだいたい叶っているなと現在実感しています。
明るく元気な人にあこがれて、いつも暗くてコミュ障だった私も、願いはある意味叶っていました。
自分が率直に望んでいるなら、別に暗いと感じる願い事だっていいんじゃない?と今なら思います。
なぜならその時の自分が心から、逃れたい!苦しい!わかってほしい!と訴えていたのなら、それに応えてあげれるのは自分しかいないんです。
まず自分を助けてあげるためには、自分が自分の辛い・・と感じる気持ちを抱きしめてあげることからではないでしょうか?
もし貴方が今がつらくて苦しくて、いわゆる世間のイメージにあるみんなのような明るくて楽しそうな願い事ができなくてもいいと思うんです。
”苦しみから抜け出したい”
”だれかにわかってほしい”
そんな一見ネガティブからの願い事をしてもいいんじゃないかなと思います。
まとめ
願い事は、夢や希望に溢れているようなイメージがして、そんな明るいことが考えることができない自分が嫌いでした。
でも、まずは今の自分の気持ちを受け止める願いことからでもいいんじゃないかなと思います。
どんな願いだって、貴方の願い事なんですから。