「どうせ私なんて愛されない」
「嫌われないように頑張らなきゃ」
せっかく好きな人と関係が縮まり
毎日がハッピーなはずの恋愛中、なぜかしんどくなってくる。
そんな経験、あなたにもないだろうか。
私もかつて、自分に自信のなさから恋愛に振り回されていた一人だった。
彼の態度に一喜一憂して、LINEの返信が遅いと
「嫌われたのかな」と不安になり、
あれこれあることないことを考えたり
相手の機嫌を損ねないように必死で合わせてばかり。
気づけば自分を見失い、恋愛が楽しいものではなく
「我慢と不安」でいっぱいになっていた。
恋愛は本来、心が温かくなるもののはずなのに、
なぜ自信がない人ほど恋愛で苦しくなってしまうのか。
その理由と、そこから抜け出すための方法をここで考えてみたい。
自信がないと恋愛で苦しくなる3つの理由
1. 相手に合わせすぎて疲れてしまう
自信がないと「相手に嫌われたら終わり」という思いが強くなる。
その結果、無理に合わせたり、相手の顔色ばかりをうかがったりしてしまう。
最初は「好きだから我慢」と思えても、
積み重なるうちに自分を消耗させてしまう。
2. 常に不安で心が落ち着かない
自信がないと「愛されているか確認したい」気持ちが強くなる。
LINEの返信が遅いだけで不安になったり、
デートの回数が減ると「もう冷められたのかな」と思い込んだり。
愛情確認がエスカレートすると、相手も疲れてしまう。
想いが重くなっていくけど、考えるほど空回りしていく。
3. 本音が言えず、関係が深まらない
「こんなこと言ったら嫌われるかも」と思って本音を隠す。
だけど本音を言わないままでは、相手との距離は縮まらない。
本当の気持ちを見せられない恋愛は、
心から安心できる関係にはなりにくい。
なにより、自分らしくないし自然体でいられないのがしんどいよね。
恋愛で自信がなかった頃の私の話
私は昔、自信がなくて「彼に合わせなきゃ愛されない」と思っていた。
毒親育ちとういうこともあって
彼を失ったら、
もう私の事なんて好きになってくれる人なんていないんじゃないか?
と当時は、思っていた。
デートの場所も食べたいものも、いつも相手に決めてもらって、
「うん、それでいいよ」と笑っていたけど、
自分の中にある違和感には、気がつかないようにしていた。
そんな自分に気づいたのは、ある日ふと
「私、彼とこのまま一緒にいて楽しいかな?」と
自分に問いかけたとき。
もやもやとして漠然とした不安。
一緒にいたいのか?
好きなのか?
ちょっとわからくなっていた。
私は彼に合わせて
彼のご機嫌とりをして
自分の気持ちは置き去りにしていたんだ。
それから少しずつ、ほんの小さなことから
自分の希望を言うようにした。
たとえば「今日はイタリアンが食べたい」とか、
「夜のご飯よりランチがいいな」とか。
本音を言ってみたら、意外と彼は受け入れてくれた。
むしろ「そっちのほうが助かる」と言ってくれたんだ。
自信をつけようと、奮闘することに
抵抗を感じていた私ですが
関係が上手くいくのは、
そのままの自分でいることと気づけたのは大きな転機だった。
まずは自信を育てるためにできること
1. できていることのハードルをさげる
自信は一気につけようとしてもつかない。
自信がないと感じていた時、自分ができる!と思えることの基準が
ハードルがすごく高いから、いつも自分を肯定できなかった。
だから、日常の小さなことでもできてることをカウントしていく。
「今日もちゃんと朝おきれた」
「朝起きて洗濯できた」
「仕事にいって帰ってこれた」
こんな些細なことでも「できてる」と
自分に言ってあげる。
それだけで心の基盤が少しずつ安定していく。
2.小さなお願いをしてみる
いきなり大きな本音を言うのは勇気がいるもの。
だから、まずは「今日はカフェがいいな」など、
小さなお願いから始めてみよう。
でも、お願いするのが苦手な甘え下手さんにとっては、
それすらハードルが高いこともある。
そんなときは「どうかな、こうしてみない?」と
軽い提案をしてみるのもおすすめ。
「今度は、カフェとかどうかな?」
「こういう場所もあるけどどう?」
相手に「これが絶対いい」と押しつけるのではなく、
一緒に考える形にすることで、
自分の気持ちも少しずつ伝えやすくなっていく。
3. 自分の好きなことに集中してみる
恋愛がうまくいかないときほど、頭の中は相手のことでいっぱいになる。
「LINEの返信まだかな」
「デートの予定を立ててくれないのは、気持ちが冷めたから?」
そんなふうに考えすぎて、相手のことで頭がいっぱい。
でも、本当に大切なのは「自分に集中する時間」を持つこと。
本を読む、料理をする、散歩に出かける、趣味を楽しむ。
なんでもいい。
自分の心が「楽しい」「嬉しい」と感じられることを優先する。
人は楽しそうにしている人に惹かれる。
自分を満たして笑顔で過ごしている姿は、自然と魅力的に映るんだ。
逆に、不安でいっぱいのときは笑顔が減ってしまい、
相手もその空気が伝わってしまう。
だからこそ、恋愛が停滞していると感じたときほど、
不安からくる相手に執着から離れて
「私は私の時間を楽しもう」と決めてみる。
そうすると不思議なことに、恋愛もうまく流れ出す。
楽しそうにしている人には楽しい人が集まる。
「この人と一緒にいたら心地いい」と思わせる力がある。
恋愛は「どう頑張るか」よりも
「どれだけ自分を楽しませているか」が大事。
自分を幸せにする時間を積み重ねて
心の余裕をつくると
自然と恋愛もうまくいくようになる。
自分を大事にする恋愛ができるようになる
自信がない恋愛は、相手を疲れさせるだけじゃなく、
自分を一番苦しめてしまう。
だけど、小さな自己肯定や本音を伝える練習を重ねれば、
必ず変わっていける。
恋愛は「嫌われないように頑張るもの」じゃなく、
「安心して自分らしくいられるもの」。
そう思えると、愛する人との
恋愛は我慢や不安ではなく、
温かさや安心感をくれるものに変わっていく。
もし今、「自信がなくて恋愛がつらくなってきた」と感じているなら、
まずは小さな一歩から始めてみてほしい。
あなたが自分を大事にできたとき、
恋愛もいまよりきっと心から楽しめるものになる。
魔法つむり mai
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